何か事が起きると正義感を振り回す人間が現れる。
正しいと自分がきちんと内容を把握してるなら納得出来る。
しかし、正義感を振り回す人は決まって「法律だから」とか「政府が言ってるから」て言う。
自分で良い悪いの判断が出来ないのだ。
政府にしろ、世の中にしろ、間違いばかりが多いのは歴史を見ればよくわかる。
時代とともに法律は変わるからだ。
誰かが決めた法律をまるで自分の意見のように語るのが正義感ヅラした人たちなのだ。
こう言う人が増えると世の中は生きづらくなる。
臨機応変と言う事が出来ないからだ。
全ての出来事はいろんな事がからまり起こる。
つまり、物事には同じものは一つもないのだ。
万引き一つみても背景は様々になる。
脅迫されてやった、ストレスでやった、スリルがあるからやった、気の迷い、お腹がすいたから、貧困からなど、理由はキリがない。
働けない子供が親に虐待され餓死寸前だったとしよう。万引きでおにぎりを盗んだ。
お金はあるがスリルがあるからと欲しくないけど万引きした。
この2つの罪が同じわけがない。
しかし、正義感ヅラした人は必ず言う。 法律は法律だから。
戦時中に親を亡くした孤児が、大人も助けてくれない中、かっぱらいをしたのは生きるためだ。
戦争は大人が始めたのに、いざとなると大人は何もしてくれない。
食べなきゃ死ぬ。
これに対し、犯罪は犯罪だと言うとしたら、大人の犯した過ちはどうなるのか。
自分の頭で考え判断出来れば法律なんていらない。
しかし、人は自分勝手だから悪い事をする。
法律とはなんだろう。 細かい事まで法律を作ると、息苦しい世の中になってしまう。
個人の意識が高くなれば良いわけだが、法律は細かくたくさん増えている。
つまりは、思考も判断能力もなく、マニュアルがないと何も出来ない人間が増えてると言う事なのだろう。