お盆ですね。
今日は、毎日が苦痛と考えている人へ、思考を転換することで、苦痛を和らげることができるよというお話です。
世の中、嫌なニュースばかり取り上げられますから、気持ちもマイナスになってしまいますね。
嫌なニュースばかりですから、メディアから少し離れてみましょう。
彼らはセンセーショナルなものばかりを上げていきますから、見ても憂鬱になるだけです。
この世はホログラム、自分の人生は演劇の役者という考え方があります。
芸能界にデビューする必要はないのです。
なぜって、私たち全員が自分という役を演じているのが人生だからです。
ドラマや映画、苦痛を乗り越えて悩み苦しむ演者にどういった感情を持ちますか?
裕福で毎日に満ち足りて、何事もないような人生をドラマにしたり映画にしたりしても人気は出ません。
みんなが望むような平和で平凡な人生を見たい人はいないということです。
どれだけドラマチックかが重要です。
あの世は何もなく平和で苦痛のない世界といいます。
なのに、なぜ皆さんこんな苦痛だらけの世界に生まれてくるのでしょう。
一番の苦痛は何もない平和な世界にいることのつまらなさなのです。
何もないのです。
すべては対局です。
幸せは不幸を知らない人にはわかりません。
平和は争いがないと理解できません。
このようにこの世界は対比するものがなくてはわかりづらいものがたくさんあるのです。
闇がないと光は見えないのと同じ、対比したものがあるからこその世界です。
理解するために必要な対比のある世界が現世なのです。
なぜ、この世界に生まれたかわかりますよね。
平和を知るため、愛を知るため、幸せを知るためです。
あの世では幸せを感じるすべがないのです。
対比がないから光も見えませんし、幸せも見えないのです。
それを感じたいと願ったからこそ、この世に存在しているのがあなたです。
だから、この世で起きることを感じなくてはなりません。
毎日起きる些細なことにも目を向けましょう。
見ないでいることは、自分の本意ではないのです。
感じましょう。
悲しいなら悲しみましょう。
それが目的で生まれてきたのです。
悲しいから悲しくない反対の心を感じることができます。
楽しみましょう。
楽しむことがあるからつらいことも存在するのです。
私たちは物語の主人公です。
誰しもがわき役ではないのです。
あなたが作った物語をあなたが演じているのです。
嫌な1日でもその場面を演じているのがあなたです。
出来事は次から次へと移行します。
同じ場面は1度もないのです。
悲劇のヒロインを演じるのも、ハッピーな主人公を演じるのも最終的には同じことです。
自分の物語をどう作るのか?どう演じるのか?
それはあなたが決めることです。
そう考えることができるなら、何も毎日は苦痛ではありません。
すべてには終わりがあります。
その決められた期間を大いに演じてください。
私たちはみんな素晴らしい役者なのですから。