メタバースが新しいもののように語られているが、すでにゲームの中ではとっくに現実化している。 これを企業に広げようとする応用が行われているだけではないのだろうか？
このメタバースは、危険も伴う。 実際、ゲーム世界に没頭し、現実社会に適応出来なくなっている人もいるからだ。
寝食も、忘れて没頭する人は廃人のようになってしまう。自己管理が出来ない人間には危険な代物だ。
人間は生身である事には変わらない。どんなに仮想空間にはまろうと生身の体がそれに順応して生きていけるわけではない。仮想の食べ物で健康は維持出来ない。仮想の結婚で子供がいたとしても、人口は増えない。
脳の中で夢を見ている状態なのに、本物と勘違いする可能性だってある。仮想なのか現実なのかわからなくなった世界ほど恐ろしいものはない。
メタバースは使える場所と使えない場所がある。 一部では機能するだろうが、全体的な機能は難しい。人間の精神面にデメリットはないのだろうか？
仮想空間は仮想空間であって、実際に手に入れたわけではないと言う事を認識出来る人間ばかりではない事が問題になるだろう。
ある程度の制限を決めないと、未来は明るいどころか廃人のような人間だらけにならないか心配だ。
