saikaixの気になる事

気になること

定年制は無くすべき理由

人間の老化速度は人により個人差がある。40代で既に身体能力も記憶能力も衰えてしまう人もいれば70代でも身体能力、記憶能力に衰えがない人もいる。長寿とは言え、寝たきりの老人も元気な老人も一括りの人数だ。

つまり、年齢だけでは人の衰えを判断出来ないとも言える。それを一律に何歳からは仕事が出来ないと言うのはふざけた考え方だ。同じ仕事をこなしても定年を過ぎたら給料が半分以下というのもおかしな事で、能力で人を判断していないのです。

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『45歳定年制の落とし穴』

ある企業のトップが45歳定年制を口にして、物議を呼んだ。これは能力のある人に対して言った言葉で、能力のない人間の事は無視した言葉だと思う。世の中には能力のある人は少ない。大半が普通の平凡な能力しかないのが現実ではないだろうか。

能力のない人間を切り捨てる事は国にとって良い事とは言えない。能力のある人間が能力のない人間を工夫して助けていくような社会にならないと格差ばかりが広がっていく。貧乏人が増えれば治安は悪くなるばかりだ。そんな社会を目指しては本末転倒ではないだろうか。

『年齢で雇うのはやめよう』

アメリカでは履歴書に年齢は記入しないと聞いた事がある。能力に年齢は関係ないからだ。しかし、日本は年齢で募集をかける。そのため、良い人材を見逃してはいないだろうか。若いから使えるとは限らないし、年齢が高いから使えないとも限らない。

能力主義とか言うマジックを使って年功序列を辞めたはずなのに、ちっとも能力主義になっていないのが今の日本の現状だ。能力があるのに給料があがらない。使えない社員をいつまでも雇っている事が問題ではないだろうか。

1番の問題は、年齢で線引きをしている日本の社会構造にあるのではと思う。定年制などと言う馬鹿げた事はやめて、会社に必要か必要ないかで決めるべきではないだろうか。

『人には得意分野がある』

この仕事には向かないが、違う分野では能力を発揮するという人がいる。そのような個人の能力を見極める事が企業にとっては大事ではないだろうか?学歴よりもこちらの方がよっぽど良い人材を集める事ができる。

学歴に捉われるのもやはり、良い人材を見つけられなくなる基準でもあるのではないだろうか。本当の能力主義であるならば、学歴、年齢で判断せず仕事の姿勢ややる気、努力、成果で判断するべきだと思う。

『経済界政界は頭でっかちばかり』

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良い大学を出て、裕福な家庭で育ち、世界を見てきたはずのお偉い人が国を動かしているはずなのに、日本は衰退の一途を辿っている。どんなに頭がよくても先見の明がない場合、未来はよくならない。

それを見抜く能力のある人間が政界にも経済界にもいない。今の日本の政策は的外れな事ばかりではないだろうか。